忍者ブログ

てくてくと中国語を覚えていきましょう~

カレンダー
03 2025/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30
商品紹介
ブログ内検索
バーコード
    
アクセス解析
カウンター
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

 らーめんは日本の国宝である。
 初めてこのことばを見たときに中国語の「拉面」から来ただろうな~と思いました。調べてみたらやっぱりそうみたいです。
 ただ、中国語の「拉面」とは少し意味が違います。
 まずこのことばの発音からいきましょう。
 la1   mian4
 拉面
 発音:クリック
 意味:麺の一種、手で引っ張って作られた麺をさします。これです: 
  
 http://guide.gootrip.com/gootrip/_20module/mdd/html/2007-09-26/mdd_8683.shtml
 中国人は「拉面」といったらこれの意味ですが、このことばが日本に来て、解釈が拡大したようです。作り方に関係なく、ひろい意味の「らーめん」になっています。
 では、「拉面」は「手で引っ張って作られた麺」のことだけでしたら、ほかの作り方で作られた麺は何と言いますでしょうか。ん…基本的に変わっている麺以外は全部「面」か「面条(mian4 tiao2)」と呼ばれます。
 日本は「らーめん」、「うどん」、「そば」細かい分類がありますが、中国では全部麺の一種となっています。ただ、麺の作り方、材料、形状によって、専門の呼び方があります。

   荞麦面(qiao2 mai4 mian4): そば
     宽面(kuan1 mian4):幅が広い麺
     刀削面(dao1 xiao1 mian4):トーショーメン
     汤面(tang1 mian4):スープのある麺
     意大利面(yi4 da4 li4 mian4):パスタ
     乌冬面(wu1 dong1 mian4):うどん(日本語からの外来語)

  まだまだありますけど、全部「面」です。
  ちなみに、台湾や香港など繁体字を使っている地域は、「面」ではなく、「麺」という字を使っています。ある台湾の友人は中国に旅行に行ったとき、お店の看板で「拉面」を見たら、頭の中で自然と「顔を引っ張っている」と想像したそうです。なぜかというと、「面」はもともと「顔」という意味ですから。簡体字は「面」も「麺」も面で、繁体字圏の人や日本人から見ると違和感を感じるでしょう。余談になりましたが、また簡体字と繁体字については後日触れたいと思います。
 
 

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
Designed by 桜花